07月07日  涙が出そうな日
 今日もやっぱり田の草取りです。一つの田んぼが終わり、次の田圃に移ると、「この田圃何か変?」

 田んぼの所々で、稲の上の方が半分無い! サギに食われたか?病気?、でも稲は元気。不安になります。そんな気持ちでも草取りは進めなければ終わりません。夕方、一度田圃から上がった時、田んぼの中に小さな足跡発見!

 シカだ!

 よその田圃も足跡が無いか見ながら、田圃の前に住んでいる「松崎の田んぼの先生」に報告。一緒に見回った。最初にうちの田圃。稲を見るなり「鹿だな。」足跡を見つけながら進入路、逃走路を特定。すると、吉田区寄りの1メートル程のネット辺りから、よその田圃を歩き、うちの田んぼの稲を食べ、スロープを上がり道路に出た。と推測。

 では何故、よそのは食べずに、うちのは食べたか?。 うちのが一番若くて柔らかいから。これも推測ですが。

 先生は「ここのが一番やわらかいから食べたのかな?。シカが稲の味を覚えると怖い。」そして「今後、ネットなどで防御しないといけないな。なにより、この事に因って作る意欲が無くなるのが心配だ。」

 先生は農業指導員をリタイヤして、現在、農業指導、稲の病気や鳥獣害の被害調査もしている。シカやイノシシの被害に因って、果樹、畑、田圃をやめた人もいる。ある田んぼでは、稲も雑草も何も無かったそうである。

 松崎に来て8年、シカ、イノシシの被害の事は良く聞きますが、今まで被害に遭った事はありませんし、最近までこの辺りは、シカの侵入はありませんでした。シカ、イノシシの侵入はここ1~2年前から。

 この先、この地でお米を作り続けられるだろうか?

 お蔭様でお米の販売も順調になって来ました。お客様には「美味しい。」と言って頂けるようにもなって来ました。ここ数年で「何とかやって行けそう」と思っていた矢先の事。

 お米を作っても、シカやイノシシに食べられては、安定的にお客様に販売できない。ネットで囲っても進入路は無限です。悔しいです、泣きたくなりました。

 その日は暗くなるまで、出来る限り針金を張りました。が、飛び越されたらどうにもなりません。

 先生から「折角だから、食べられた所の、成長を記録して、資料にしよう。」と提案され「果樹の場合枯れてしまう事があるが、稲は大丈夫だと言う人もいる。心配するな。」

 暗い気持ちで家路に。近所の魔女たちが夜の散歩に行く為集まっていた。シカの事は話してあったので気にしてくれていました。「シカに食べられても大丈夫だったって、聞いた事有るよ。大丈夫だよ!。」

 涙が出そうになりました。みんなの優しさと励ましを受けて、嬉しくて胸が一杯になりました。

 この地で、米作りを続けて行こうと思いました。
 
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