09月11日  東京日記 2 デモと警察と民衆
 さて、カレー屋さんを出て、来た道を帰ろうとすると、そこには大勢の警察官と、反対側にヘルメットを被りテコンドーの防具をつけたような集団、その間を、日章旗、日の丸を掲げた人達が通って行く。

 カメラを持って傍に行った。

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 警官とヘルメットの集団しかいなかった。「もしかして映画の撮影?。」

 警官の中で一番目の綺麗な人に尋ねた。「あなたは本物の警官ですか?。」「そうです。」「では、反対側に居るヘルメットの集団にはポリスと書かれているが、彼らは何者ですか?。」「機動隊です。」

 知らなかった!。昔の機動隊は、ジェラルミンの盾と、警棒を持ち、溶接工の様なヘルメットを被っていた物だが、随分軽装になったものだ。でも、投石や体当たりがあった場合大丈夫なのかな?ファッション性は高くなったが、迫力が無く、とても弱そう。最近のデモはおとなしいのでこんなので大丈夫なのでしょう。

 もう一つ気が付いたのは、彼らがとても若く、小柄な人が多い事。私が映画の撮影かと思ったのはその為でした。みんな新人なのかな?まるでエキストラのように見えました。

 さて、警官しか居なくなった道路。デモの人々は見えない。しかしその裏で、民衆との小競り合いが。

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 「普段通れる道を何故機動隊が立ち塞がって通さないのか?。」「あのデモの人達に話したい事があるから通してくれ。」あちこちで揉めている。

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 先程の警察官が「此処に居るとあちこちで揉め事が起こります。気を付けたほうが良いですよ。」先程から目付きの悪い警官がこちらを見ている。駅に向かった。途中の道路に「かまぼこ」がズラリ並んでいる。

 新宿駅西口の歩道橋の辺りにも機動隊の姿が。どうもデモの人々が通るのを待っているようだ。ゼッケンもプラカードもシュプレシコールも無い。誰がデモをしているのか全く分からない。それがこのデモの印象でした。

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 新宿西口通路。此処でも小競り合いが。此処は出来た当初「西口広場」と呼ばれて、待ち合わせの人などが多数集っていました。1968年~69年、フォークギターを持って歌う人が現れ、人は集まり、みるみるうちに数千人となりました。それに困った当局は「此処は広場ではなく、通路です。」と名称を変え「通路なので、立ち止まってはいけません。」と警官を多数出動させて、言わせていました。私が中学生の頃の事です。

 少しして、大きな混乱も無く警察、機動隊、デモの人々は消えた。新聞やテレビでは分からない現実がここにあった。



 

 

 
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