02月09日  国立駅は遠かった。 ② 高速バスは発車した
 登り坂の手前で沢山の車が止まっていた。前の様子を見ようと外に出て、その先で見たのは・・・。

 チェーンを付けたワンボックスの軽乗用車が反対側の側溝に落ちていた。

 他の車は登るかどうか迷っていた。おみずに状況を使えた後、後ろの車にも伝えました。その車には若い女の人が一人で乗っていました。彼女は土肥の人で「多分ここなら通れる」と思って登って来たそうだ。「前に行けますかね?。」と聞いた。「よく分からないですが、今なら戻る事はできます。」

 迷ったが、どちらにしても、もう高速バスは間に合いそうにない。

 また外に出ると、他の車からも人が降りてきた。「前へ進めますかね?。」「もう、ほんの少しで下りになります。此処さえ超えれば何とかなるでしょう。」「除雪車が1回出ているはずです。」携帯電話で情報を探している人もいました。

 皆で相談し「側溝に落ちている車を、先ず退かそう。」と言う事になった。8人で持ち上げた。上がったが、そこに止めてあると邪魔になる。下り坂をみんなで慎重に抑えながら下る。車にスコップを積んでいる人が二人いて、車の前の雪を退ける。道路わきの平らな所に車を止めた。

 しかし何故、チェーンの付いた車が滑るのか?良く見たらチェーンのサイズが合っていない。一人の人が「前が重いので滑るんでしょう。」車に乗っていたおじさんは「これから船原峠方面に向かう。」と言ったので、皆で「絶対辞めて下さい。」とお願いした。あの状態で走ったら、事故の素、特攻隊、自爆テロ、となるのは明白。人生は1回、命は大切にしなければ。

 ノーマルタイヤはこれ以上危険と皆で判断し、チェーンを持っている人には巻くことを勧めた。「大丈夫ですか?」と声を掛けると「1回やってるから大丈夫です。」皆チェーンを付けだした。

 皆で声を掛けあいました。ある人は「こんな時日本人って助け合いますよね。」皆協力的。連帯感さえ感じた。

  次は、前に行くのを諦め、Uターンする人の為の場所作り。登り坂に並んでいる車を少しずつ動かして貰い、それを抑えながらUターンスペースを作りました。神奈川ナンバーのカップルが戻って行く「もう一泊していけば?」と地元の人が声を掛けた。「そうします。ありがとうございました。」「気を付けてね。」「油断するなよ」皆で見送った。その後も何台か戻りました。

 さて、私達も先に進む。「大丈夫。この車なら(4輪駆動&チェーンだったので)。行けるよ!」と見送って貰いました。みんな声掛けありがとう。お世話になりました。皆の無事を祈りました。

 急な坂を上り、先に向かう「おみず、とんだ所で時間掛かってしまったね。バス間に合わないね。」「黙って通り過ぎる人じゃないでしょ。」良く考えたら私達は通れたのだった。

 少し走ると下って行った。又海にでた、積雪は少ない。車は長岡に入り、高速バスの駐車場に車を止めた。11時少し過ぎ。ラーメン屋さんが開いていたのでそこで今後の方針を協議。店の人に聞き、バスで長岡駅に。そこから三島駅に行き、三島駅から東海道線で東京に向かいました。途中吹雪の為何度か停車した。品川で降り、山手線に乗る。新宿に着いた。午後2時過ぎ。中央線に乗り換え。順調に三鷹を通り過ぎた。

 三鷹駅を出てから、一つ一つの駅で止まる時間が長くなった。東小金井で「八王子で線路の点検中」とアナウンスがあった。暫く待たされた。やっと動き、武蔵小金井に着いた。すると、

 「この電車は、安全確認が終わった後発車します。尚振り替え輸送も始まりました。」

 国立駅まで後3つ。あともう少しだ。暫く待ったが動きそうにない。17時30分、電車を降りる事にしました。

 続く。
 

 
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